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大規模サイトのSEO対策|悪影響を及ぼす9項目と運用時の注意点・順位が下がった際の改善ポイント8つも

2020.7.8

SEOの基本概念としては3つの考え方があります。

  1. ユーザーにとって読みやすくて有益なコンテンツである
  2. コンテンツ内の情報が整理されている
  3. 大規模サイトや権威あるサイトから被リンクを受けている

世界で最も利用されている検索エンジンである、Googleは常にユーザーにとっての利便性を追い求めて改良を行っています。その評価軸はたびたび変動するので、サイト運営は大きな影響を受けています。

しかし、特定のキーワードに対してどのサイトよりも有益なコンテンツであるときちんと評価されたら、上位表示されることには変わりありません。

この記事では、サイト運営時の注意点と順位が下がった際の改善ポイントをご紹介しましょう。SEO対策をしたいと思ったら、ぜひ読んでみてください。

 

大規模サイトの定義|3つの判断基準とは

まず、被リンクのことで「大規模サイト」という言葉が出ました。なんとなく聞いたことがあるかもしれませんが、きちんとその定義があります。

  1. ページ数が多い
  2. 多くのユーザーが行き交う
  3. SEOを考慮しなくてもブランド検索で優位にある

代表的な大規模サイトとして、GoogleやAmazon、Facebookなどがあります。あなたも一度はこれらのサイトに行ったことはあるのではないでしょうか。

大規模サイトは、常に多くのアクセス数を集めるコンテンツを所有しています。サイトのジャンルは、ポータルサイトやSNS、ECサイトなどさまざまです。毎日、ある程度のアクセス数を集められるので、とりわけSEO対策を行っていなくとも問題ないケースがほとんどです。

一般的にはポータルサイトを指す

大規模サイトはさまざまなジャンルがあると言いましたが、一般的にはポータルサイトを指すことが多いです。ECサイトや不動産サイト・旅行サイト・求人系サイトなどが挙げられます。代表的なサイトをチェックしていきましょう。

ECサイト

ECサイトでいうと、Amazonや楽天、ユニクロなどがあります。メルマガやキャンペーン行い、定期的にユーザーにサイトをチェックしてもらう働きかけをしています。さらに、意外とユーザーが頻繁に行っているのが保有しているポイントチェック。大規模サイトであっても、積極的にユーザーとの接点を持とうとしています。

不動産サイト

不動産サイトでいうと、suumoやhomesなどがあります。「家探しといえば○○」というイメージも持ってもらえたら、検索キーワードでも入力されます。suumoやhomesは、テレビCMでも見かけますよね。知名度を上げると大規模サイトへと成長してくれることが多いです。

旅行系サイト

旅行サイトでいうと、トラベルコや楽天トラベルなどがあります。そう考えると、楽天グループは幅広いジャンルを網羅していることになります。

求人系サイト

求人サイトでいうと、dodaやリクナビネクスト、マイナビ転職などがあります。就職活動支援サービスよりも転職活動支援サービスの方がより活発な動きがあります。求人サイトを紹介している記事は多くあるので、被リンクは多いと予想されます。

アクセス数が月間1,000万〜1億PV以上

大規模リンクはアクセス数が多いと言いましたが、数値でいうとアクセス数が100万PVあるという指標が言えます。それでは、世界の中でアクセス数が多いサイトを見てみましょう。

世界で最もアクセスされているサイトはGoogleで、604.9億と突出した数になっています。ここまで圧倒的な数値になっているので、Googleで検索されることを想定としたSEO対策を行う必要があるでしょう。

また、YouTubeやTwitter、Facebookなどもランクインしているので、ユーザーとの交流にも注目できます。インタラクティブなコンテンツが求められているもかもしれません。

コンテンツ量|5,000〜10,000以上

特に根拠のある基準ではありませんが、高品質なコンテンツを5,000~10,000以上用意しているのも大規模サイトに含めても良いかと思います。

そこまでの数のコンテンツの種類を考案できないと言うかもしれませんが、例えばホテルであれば、客室や設備の紹介に留まらず、周辺の食事施設や遊びスポットなどの紹介もできるでしょう。

ブログを数年運営していても、数年あれば記事コンテンツが5,000を超える事も珍しくありませんが、埋もれる事なく、目的の記事へ数クリックでたどり着ける設計をされているサイトであれば、大規模サイトの中でも優秀と言えます。

大規模サイトで陥りがちなSEOに悪影響を及ぼす9つのコト

一生懸命に大規模サイトを作り込んだので一安心だ」と思ってはいけません。大規模サイトをそのまま放っておくとじわじわと順位が下がってします。日々、小まめにメンテナンスをして改善しなければいけないのです。大規模サイトの順位が下がる要因を挙げてみましょう。

コンテンツ内容が薄くても上位表示される現状に甘えてしまう

ドメインパワーに甘えて、薄い内容のコンテンツばかりを上げていると最初は上位表示されるかもしれませんが、次第にアクセス数が伸び悩み、順位が下がっていきます。以前は、都市伝説のように「記事が多ければ多いほどよい」ということがささやかれていました。

そのため、安価でライターを雇い、低品質のコンテンツを量産していたサイトがあります。例えば、専門性のない記事を作成したり、信ぴょう性のない記事を作成したりしていました。しかし、価値の低いコンテンツはGoogleから評価されません。

とある大手法律事務所のSEO流入

 

とある大手医療系メディアのSEO流入

大規模サイトだとドメインパワーがあるので、他のサイトよりやや優位なのですが、そこに甘んじると痛い目に合います。

サイト構造の複雑化|ユーザーの回遊率が悪い

SEO対策のためには、ユーザーにとって読みやすくて分かりやすくなっていないといけません。大規模サイトになると、サイトに載っている情報量が多くなるため、カテゴリー分けをしてきちんと整理する必要が出てきます。

例えばこちらの『暮らしーの』というサイト、『アウトドア暮らしのウェブマガジン』というコンセプトのメディアで、2020/07/07時点で21,700記事以上のコンテンツが確認できました。

ただ、カテゴリーに紐付けた記事一覧のみで戦っているため、一見するとシンプルで良い構造なのですが、例えば下記の1,000ページ目を目にできる方がどれほどいるのか疑問である点と、回遊率が悪いため、結果的にサイト全体で戦うことができていない状態と言えます。

これは後述の『内部リンクの最適化』に繋がる話ですので、詳しくは『こちら』をご覧ください。

サイトスピードの遅延

大規模サイトはコンテンツが多く複雑化しているので、ページ読み込み速度が遅くなりがちです。最悪のケース、サーバーダウンをしているところもあります。

こうした状況が長く続けば、ユーザーにとって快適なサイトとは言えないので、Googleから低評価を受けて順位をずるずると下げていきます。
パソコンでは70以上、スマートフォンでも50以上は欲しいところです。

パフォーマンスと速度について

パフォーマンスについての対策としては、画像やCSS、Javascriptなどのファイルサイズを圧縮して不要なリソースを省いたり、サーバーのスペックを上げて容量を確保したりすることが挙げられます。

低品質コンテンツの増加

有益な情報を提供できていない低品質のコンテンツが増加することも避けたいです。専門性・権威性・信頼性が欠如していたり、タイトルが誇張されていて本文との整合性が取れていなかったりすると、有益な情報とは言い難いです。

高品質か低品質か見分ける方法としては、Googleアナリティクスがあります。

直近1カ月で、ページビュー数・ページ訪問数が1桁台で、平均滞在時間が20秒以下のページが低品質コンテンツである可能性が高いと言われてはいます(絶対ではありません)。そのページはそもそも見られていない、もしくは見られていてもすぐにユーザーが離脱しているからです。

平均滞在時間はジャンルによっても多少評価の仕方が変わりますが、20秒を一つの基準としてチェックしてみてください。

リンク切れの放置

ドメイン歴が長いサイトでは、過去の記事にある外部リンクのリンク切れや、URL変更に伴う内部リンクのリンク切れ、重複URLなどの問題が発生します。

リンク切れのサイトを見たとき「あっ、ちゃんとメンテナンスされていないんだな。この記事に載っている情報は今も本当に正しいのだろうか?」と怪しまれることが多くあります。かつて有益な情報を提供していたコンテンツであっても、信ぴょう性に欠けるものへと落ちてしまうのです。

リンク切れは放置せずに、小まめにメンテナンスをしましょう。ユーザーの滞在時間が短いページは要チェックです。

内部リンクの最適化を怠る

サイト内に関連する有益なページがあれば、その内部リンクを貼るのは有効な手段なのですが、それを怠るとGoogleから評価をされにくくなります

内部リンクを利用して、よりユーザーにとって利便性の高いサイトになれば滞在時間も増えて高評価を受けます。過去に作成したページに内部リンクを貼っていくのは手間かもしれませんが、コツコツ取り組みたいところです。

重複コンテンツの増加

大規模サイトでは、中小規模サイトより重複コンテンツが起こりやすいです。キーワード選定のときや、仕上がった記事をチェックするときに重複が起きていないかチェックしましょう。Googleも警鐘を鳴らしています。

重複コンテンツの作成を避ける
一般に、重複するコンテンツとは、ドメイン内または複数ドメインにまたがって存在する、他のコンテンツと完全に同じであるか非常によく似たコンテンツのブロックを指します。多くの場合、偽装を意図したものではありません。悪意のない重複コンテンツの例には、以下のものがあります。

通常ページとモバイル デバイス用の簡易ページの両方を生成するディスカッション フォーラム
複数の異なる URL で表示またはリンクされる商品
ウェブページの印刷用バージョン
ほとんど同じコンテンツの複数のページがサイトに含まれる場合、優先する URL を Google に指定する方法(「正規化」と呼びます)は複数あります。詳しくは、正規化についての記事をご覧ください。

しかし、検索エンジンのランキング操作やトラフィックの増大を意図して、コンテンツが複数ドメインにまたがって複製されていることもあります。この種の偽装行為は、ユーザーが検索結果で実質的に同じコンテンツを何度も見ることになり、ユーザー エクスペリエンスの低下につながります。
引用元:Google|重複コンテンツの作成を避ける

悪質なサイトからの被リンクをもらっている

何を持ってして悪質かの議論は尽きないのですが、海外ドメインのサイトやまとめサイトなど悪質なサイトから被リンクをもらっていると順位を落とすことがあります。海外だけではなく国内のサイトからでも起こりうるのですが、放置しておくとペナルティをもらうケースもあります。

下記が実際にGoogleから送られてきたペナルティです。

Google ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)に違反する外部からの不自然なリンクがhttps://●●●●.com/ にあります

https://●●●●.com/ のウェブマスター様

他のサイトから貴サイトへの不自然または不適切なリンクのパターンが検出されました。このパターンは、検索結果での貴サイトの掲載順位を人為的に引き上げようとするものです。こうした不自然なランキングは、検索結果でユーザーの実際のクエリに関連しない結果が優先される原因となります。また、Google ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)に対する違反でもあります。そのため、貴サイトのランキングを決定する評価時点で、貴サイトへのリンクは順位を下げる要素として考慮いたします。この手動によるスパム対策は ●●●●.com/ に適用されています。この問題を修正するには、不自然なリンクを削除してから再審査リクエストを送信してください。Google のガイドラインを満たしていることを確認できた場合は、この手動による対策を解除させていただきます。

自分が行ったことではないので気付きにくいですが、この観点も持っておいてください。

コンテンツ内に外部への発リンクが少ない

意外と見落とされがちな観点で、他の解説ブログでもあまり論じられていない内容ですが、被リンクと同程度には発リンクも重要な要素だと考えています。つまり、自社サイトから外部に向けたリンクも、検索結果、上位表示に良い影響を与えるケースがあるということです。

被リンクと発リンク

考えてみて欲しいのですが、

  • 『2019年の弁護士数は41,118人となっており、2015年の36,415人から約5,000人増えているのがわかります。』
  • 『弁護士会が発行する『弁護士白書2019』によれば、2019年の弁護士数は41,118人となっており、2015年の36,415人から約5,000人増えているのがわかります。』

上記を比較した場合、明らかに下の内容の方が参照元がしっかりしており、信頼性の高さが伺えます。そして、その内容がどこに記載されていたかを示すために有効なのが『発リンク』です。これらを組み合わせると、下記のようになるでしょう。

弁護士会が発行する『弁護士白書2019』によれば、2019年の弁護士数は41,118人となっており、2015年の36,415人から約5,000人増えているのがわかります。
参考:日本弁護士連合会|弁護士白書

参照元の明示だけして発リンクしないケースが多いですが、弊社では公的機関や大手サイトが出すデータがあれば、積極的に発リンクするようにしています。また、SEOはーザーファーストで考えるべき物ですので、検索クエリから入ってきたユーザーに大して最も価値のあるものはなんなのか、その答えが外部へのリンクを貼ることで解決できる物であれば、積極的に貼っていくべきでしょう。

法律系コンテンツの場合は、『民法』『刑法』『裁判所』場合によっては『厚生労働省』のHPへリンクさせるケースが多いと思いますが、それをしないメディアは、やっているメディアに比べてSEO順位は低い傾向にありますね。

表:『遺産相続 順位』で検索した場合のSEO順位

タイトル 順位 発リンクの数 種類 運営
【弁護士監修】遺産相続の優先順位と遺産割合を図解で解説 1位 13個 民法 事業会社
遺産相続の順位と法定相続分を分かりやすい図表で解説! 2位 0個 税理士事務所
相続順位のルールを図や表を用いて弁護士が詳しく分かりやすく解説! 3位 0個 事業会社
法定相続人の範囲 4位 0個 三井住友銀行
相続人の優先順位~法定相続人が兄弟・子ども・孫・祖父母などの順位パターン 5位 1個 YouTube 事業会社

大規模サイトがSEO対策を成功させる8つのポイント

大規模サイトがSEO対策を成功させるポイントをご紹介しましょう。キーワード検索結果1位を取っているサイトは以下のようなことを実践しています。

ラッキー上位表示の見直し|BIGキーワードでたまたま上がっていたをなくす

しっかりユーザーに向き合ったコンテンツを用意して、たまたまビックキーワードで上位表示されていたということを減らすとよいでしょう。全て計算済みで、上位表示されているというようにするのです。

重複コンテンツ対策をしっかり行う

重複コンテンツを減らすのも有効な手段です。内容が薄かったりユーザーが求めている情報を深堀できていなかったりすると読まれるサイトにはなりません。

キーワード選定のときに少しテーマをずらすと思いますが、そのときにペルソナが似ていたり目標・ゴールが一緒だったりすると、記事内容が非常に類似しやすいです。同じライターに頼んで書き分けてもらうといった意識が必要でしょう。

スマートフォンとPCサイトには同じコンテンツを用意する

スマートフォンとPCサイトとで、あまりにも異なる内容を見せると、Googleはサイトにフラグを立てて手動ペナルティのレビュアーによる細かい検証を行っています。

そもそも、スマートフォンとPCサイトで全く別の物を見せるメリットもありません。スマートフォンからPCサイトからも同じように見やすい設計が必要でしょう。

過度なコンバージョン導線は辞める

コンバージョンさせるために無理のある導きを行っているとBANされる可能性があります。Googleはユーザーがお金や健康などの被害を受けないように守る仕組みを作っています。過度なコンバージョン導線は控えましょう。

過度なSEO対策をしない

SEOを目的とした不自然な被リンクがあったり、リンク先のページの品質が低かったり、過度なSEO対策を行ったがゆえにコンテンツとリンクの質が著しく低下してペナルティを受ける場合があります。

SEOを意識過ぎるのではなく、ユーザーに有益な情報を提供するという信念を持つのが大事です。上位表示されることだけを念頭に入れると、ユーザーファーストであることを忘れがちですので、気を付けたいところです。

サーチコンソールの警告通知には全て対応する

サーチコンソールの警告通知には全て対応することをおすすめします。なぜなら、インデックスの不具合を伝えてくれていたりペナルティ発生の通知をしてくれたり、SEO対策のポイントを教えてくれたりするからです。

例えば、サイトマップを送ることを促したり、対象の国を定めたりすることを提案してくれます。自分だけでは、なかなか気付きにくい視点であることも多いので、サーチコンソールからのメール通知は受信するようにしておきましょう。

地域系クエリを狙うサイトならその地域に近いコンテンツを用意しよう

地域系クエリを狙うサイトなら、その地域に近いコンテンツを用意しましょう。良い例として、「新宿区 賃貸」で検索した際のsuumoが挙げられます。(2020年5月時点で検索結果1位)他のエリアとの相場比較をしたり、地域情報を提供したりしています。

サイト構造を深くしすぎない

読みやすさや分かりやすさの観点でいうと、サイト構造を深くしすぎないのもポイントです。例えば、同じ「新宿区の賃貸情報」におけるsuumoとhomesのサイト構造を比較してみましょう。

suumo

不動産・住宅サイト SUUMO > 賃貸 > 東京都 > 新宿区の賃貸情報

homes

不動産・住宅情報サイトLIFULL HOME’S > 賃貸 > 東京都 > 東京23区 > 新宿区の賃貸 物件一覧

Homesの方が「東京23区」を入れてより階層を深くしています。しかし、その必要性は今一度考えたいところですね。

まとめ

大規模サイトのSEOについてまとめましたが、ドメインパワーが強いという圧倒的な優位があるものの、それに甘んじているとずるずると検索順位を下げることになります。やはり、検索結果1位から順に見ていく人が大半を占めるので、上位を死守するのは大切なことです。今回ご紹介したSEO対策を実践してみてください。